【船が消える】フィラデルフィア実験【ニコラ・テスラ】

 

1943年、アメリカ海軍によって行われた「レインボー・プロジェクト」

通称「フィラデルフィア実験

ペンシルベニア州フィラデルフィアの海に浮かぶ駆逐艦「エルドリッジ」を使って大規模な実験が極秘で行われた。

 

 

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駆逐艦エルドリッジ(Wikipedia引用)

 

 

|目的

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当時は第二次世界大戦真っただ中であった。

戦場ではレーダーが投入され、その対策としてこの実験が行われた。

レーダーから船体を不可視化させ探知されない技術を生み出すために強力な電磁装置が用いられ実験はついに決行される。

 

 

 

|関係する人物

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この実験は、電気技師であり発明家のニコラ・テスラが設立したといわれるレインボープロジェクトの一環であった。

それをのちにジョン・フォン・ノイマンが引き継ぐこととなる。

 

 

|実行

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1943年10月28日、ついに実験が決行される。

駆逐艦エルドリッジに船員が乗り込み、船内にはレーダー波を無効化させるための強力な電磁装置が多数搭載され、準備は万全であった。

電磁装置のスイッチを押すと船体から途端に強力な磁場が発生した。

と同時に船体はみるみる緑色の靄に包まれ、姿を消した。

海面にはエルドリッジがあった跡のみが残っていた。

レーダーからの不可視化だけでなく、船体までもを物理的に消してしまったのだ。

エルドリッジはどこに消えてしまったのか?

なんとエルドリッジはフィラデルフィアからは約340キロも離れたノーフォークの軍港に瞬間移動していた。

数分経つと再びフィラデルフィアに戻ってきた。

が、そこには悲惨な光景が繰り広げられていた。

 

 

|実験の惨状

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フィラデルフィアに戻ってきたエルドリッジはまるで地獄絵図だった。

 

船体に埋め込まれてしまった者

体が燃えている者

体が凍り付いている者

半身が透明になった者

体が溶けてしまった者

完全に消えてしまった者

 

生き残って戻ってきた船員も精神に異常をきたしており、

唯一無事だったのは機械室にいた一部の船員だけであった。

こうして実験自体は成功したが、死者・行方不明者・精神異常者を多数出してしまったことから海軍はこの実験を隠蔽したといわれている。

 

 

 

フィラデルフィア事件の真実

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実験から13年後の1956年

モーリス・ケッチャム・ジェサップという作家のもとに手紙が届く。

差出人はカルロス・マイケル・アレンデ

手紙には「レインボープロジェクトについて」と記されており、超常現象の研究もしていたモーリスは興味を惹かれカルロスと手紙のやり取りをはじめる。

しかしモーリスは次第にカルロスを怪しむようになり手紙のやり取りをやめてしまう。

 

手紙のやり取りから3年後。

モーリスは謎の自殺を遂げるが、その自殺が他殺にも考えられたため海軍はカルロスを探すも見つからなかった。

そしてのちにカルロスと思われる人物が海軍に名乗り出る

しかし当時の実験の存在を否定する発言や、さらにそれを撤回したりと支離滅裂な発言を繰り返したため、フィラデルフィア実験自体がカルロスの虚言であるという可能性が高くなっている。

 

 

 

|まとめ

このフィラデルフィア実験は都市伝説の中でもかなり人気の話である。

米軍は公式に「このような実験はなかった」と否定しているが

火のないところに煙は立たない。

真相はいかに・・・。

ちなみにこの実験には続きがあるとも言われていて、

それが「モントーク計画

モントーク計画はフィラデルフィア実験よりもさらに常軌を逸していて、

タイムワープ・宇宙人との交信・魂の移植などのことを実現させようとしている計画である。

これについてはまたいつかまとめようと思います。